アートな自然・星空

これまで見た中で一番の星空!『青ヶ島』の星空

2017/10/09

星空の撮影を主目的として伊豆諸島の『青ヶ島』へ行ってきました。

東京から約358kmの距離にあり、都心の光害の影響を受けず、満天の星の輝く『青ヶ島』

これまでいろんな日本の星空を見た中で、過去最高の星空に出会うことができました!

 

そんな『青ヶ島』の星空を紹介します。

 

光害のほとんどない青ヶ島

『青ヶ島』は東京から約358km離れ、八丈島からも約70km離れた場所にあります。

太平洋にぽつんと浮かぶ都心の光害とは無縁の島。

いつもの様に「Light pollution map」で光害を確認。

Map上部の『八丈島』も中心部以外は、光害の少ない場所なのですが、青ヶ島はその表示すらありません。

DarkSiteFinder.com」での表示も同様です。

 

青ヶ島の星空スポット

Light pollution map」で表示を切り替え、青ヶ島内での灯りの強さを表示しました。

そこに青ヶ島の星空スポットの位置を書き込みました。

一番濃い緑になっているのが村落のある場所で、島では一番明るい場所となっています。

 

今回行ったのは、『池之沢』と『三宝港』ですが、他の星空スポットも含めて紹介します。

ジョウマン

島の最北端にある標高約200mの草原。牛のいる牧場もあります。

村落から近い場所ですが、村落より一段低い場所にあって、村の灯りが届きません。

広い場所で視界も良好。(ただし草原の中には入れず道路からの星空鑑賞になります)

島民おすすめの星空スポットということです。

泊まった民宿のお母さんも、星空を見たいけど車のない宿泊者はここに連れて行くと言ってました。

 

大凸部(おおとんぶ)

青ヶ島で一番高い標高423mにあります。

頂上のスペースは尾山展望公園より狭くなっていますが、その分視界はこちらの方が優れています。

360°見渡す限り青ヶ島の大地と海!

青ヶ島一の絶景スポットだと思います。

↑手持ち撮影の動画ですが、大凸部から見た360°の風景です。

青ヶ島が360°雲のない晴天になることは滅多にないそうですが、そんな日にここから星を見ることができたら、この場所ほど多くの星に包まれる場所はないんじゃないでしょうか。剣山もかるく超えそうです。

 

この場所は、車を駐められる場所から徒歩15分ほど登った先にあります。

道は街灯のない普通の山道。

夜登るなら、しっかりした準備をしていないと危険だと思います。

昼に必ず下見をして、登山靴等のしっかりした靴、ヘッドライトと予備のライトを準備しましょう。

 

尾山展望公園(おやまてんぼうこうえん)

大凸部と遜色ない標高約400mにある展望公園。

歩きやすい遊歩道を15分ほど登った先にあります。

視界は大凸部の方が開けてますが、こちらの方が広く滞在はしやすいと思います。

道も大凸部へよりは整備されていますが、ヘッドライト等しっかりした準備は必要です。

 

池之沢(いけのさわ)

さて、ここからは実際に夜、星空を見に行った場所の紹介。

 

ほんとは大凸部で星空を見れたら最高でしたが、この日はあいにくの曇り。

民宿出発時の20時頃は、雲の隙間の星さえ見つからない状態。

大凸部での360°雲のない星空は期待できそうにありません。

 

『池之沢』へ行って、晴れるのを祈りつつ待つことにしました。

 

池之沢は『ふれあいサウナ』やキャンプ場のあるカルデラの内側。

外側の山々で村落の灯りがシャットアウトされて、真っ暗なのかと想像していましたが、意外と灯りがあって明るい。

『ふれあいサウナ』の灯り、山の下に見える青ヶ島本道の街灯など。

 

キャンプ場のちょっと先の道で暗くなった場所を見つけ、山の下に見える街灯の光が入らない位置に三脚をセットしました。

レンタカーも影になる位置にしてタイムラプス撮影を開始。(上は別のカメラで撮影)

この場所で一番星空が顔を見せたのが、21時30分頃撮影の上の写真。

他の時間はほとんどずっと雲に覆われた空。

そんな状態でも撮影は続けていましたが、ここでの撮影の切り上げを決断する出来事が!

23時30分頃、いきなりキャンプ場前にある街灯が点灯しました!

カメラの後ろ側からとはいえ、星景の撮影で山肌が明るく写るくらい明るい光です。

なぜこの時間に!?

 

空の状態が良くなかったのもあって、『三宝港』へ行ってみることにしました。

民宿で話した釣り人から、島の内側で曇っていても三宝港なら星が見れることがあると聞いたのを思い出しました。

その方たちは長野から年に何回も青ヶ島へ釣りに来ているそうです。

 

三宝港(さんぽうこう)

三宝港へのトンネルを抜けたら、別世界が広がっていました!

ウソみたいに雲が消えた満天の星空!!

文句無しにこれまで見た中で一番の星空!

 

トンネルの灯りと、安全のためにガードレールに灯る強くないランプ以外は、灯りもありません。

星空の撮影にも申し分ない場所!

0時過ぎのこの時間は薄い雲が広がってもすぐ消えていました。

 

この場所に来るきっかけになった、釣り人のおじさんたちありがとう!

遅い時間に点灯したキャンプ場前の街灯にも、ある意味感謝。笑

 

三宝港でのタイムラプス

今回も青ヶ島で一番やりたかったのは、星空のタイムラプス撮影。

この三宝港も晴れている時間は限られていたのと、三脚の固定に失敗したので、作品としてはちょっと残念な出来。

でも三宝港の星空の紹介にはなるので、良かったらご覧ください。

青ヶ島の美しい星空と、太平洋に浮かぶ離島の港 特有の雲の動きを見てもらえたらと思います。

撮影データ
カメラ:SONY α6500
レンズ:SAMYANG 12mm F2.0 NCS CS(APS-C用)
絞り開放 SS20秒 ISO2500 露出補正あり

カメラ:Nikon D750
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
絞り開放 SS20秒 ISO3200 露出補正あり

 

三宝港での注意

三宝港で星空を見る時、港の下まで降りないことをお勧めします。

波が高いことが多々有ります。

自分は写真右上の建物前で撮影しました。

 

また本当に天候の悪い時は行かない方が良いと思います。

大時化の時には、撮影場所より高いトンネルまで波が来ることがあるそうなので。

 

まとめ

2泊した青ヶ島ですが、1泊目の夜は嵐のような大雨で出歩けず、2泊目も曇りでした。

そんな中でも、三宝港で満天の星空を見れたのはラッキーでした。

島の内側ですごく曇っていても、三宝港(もしかしたらジョウマンも)で満天の星空に出会えることもあることを、身をもって体験できたのもラッキー。

 

9月末はちょうど梅雨前線の影響を受ける季節で、星空を見るのにはあまり適していない時期だったかもしれません。

また天候の穏やかな季節にぜひ行ってみようと思います!

 

記事が青ヶ島で星空を満喫するお役に立てたら幸いです。

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