羽田から約1時間で別世界!八丈島の星空

星空の撮影に伊豆諸島の『八丈島』へ行ってきました。

そこは東京(羽田)から約270Kmの距離にあり、都心の光害の影響を受けず、満天の星の輝く島。

 

島へは羽田から飛行機で約50分。

そこから少し車で走れば、そこは満天の星空の輝く場所!

都心とは別世界に感じる星空が広がります!

そんな『八丈島』の星空を紹介します。

 

八丈島で撮った星空のタイムラプス

八丈島に行った一番の目的は、星空のタイムラプス動画を撮ること。

下は八丈島に3泊して撮った3夜分のタイムラプスになります。

上の動画は『汐間海岸』と『ナズマド』という場所で撮影しました。

どちらも素晴らしい満天の星空が観れる場所でした!

※動画は一眼レフで撮影してるので、肉眼で観るよりはだいぶ鮮明に写ってます。

 

八丈島で星空を観るのにベストな場所

八丈島は東京(羽田)から約270Kmの距離にあり、星空は都心の光害の影響を受けません。

ただし、八丈島の中心部は結構明るく、星空に影響を与えてしまっています。

なので、綺麗な星空を観たいなら、そこから離れた場所へ行く必要があります。

↑「Light pollution map」で見る八丈島の光害マップ。
星空を観るなら、明るくなっている中心地は避け、青く表示されてる場所まで行きたい。


↑「Light pollution map」を別表示にしたマップ。どの場所がどのくらいの光を発してるか見れる。(今回撮影した場所を書き込みました)

ナズマド

今回行ってみて、一番気に入った場所は島の北西にある『ナズマド』という場所。

海の向こうに八丈小島の見える昼間も景観の良い場所です。


日中のナズマド。八丈島のダイビングスポットで知られる場所でもあります。

海に向かって視界が開け、背後の上空も見渡せるため、360度視界に星が飛び込んできます。


写真ほどではありませんが、天の川もくっきり観れます。うっすら色づいてる気がしないでもないくらい。


↑夜明け前の少し明るくなったところで、背後にあたる東側を撮影。
道の先で光るのは公衆トイレの明かり。周辺の明かりはここだけ。周辺に街灯はなく、灯台の光もここには届きません。

ところで、写真の左側に見える地上近くの空が明るいのは、夜明けが近いせいだけではありません。

首都圏方面の水平線に近い空は、こんなに離れた八丈島からも目に見えて明るかったです。

 

2日目に行って気に入ったので、3日目もここに行きました。

行った日の天候のせいかも知れませんが、夜の雲は少なめの印象です。

 

車がないと行くのに厳しい場所ですが、一番オススメの場所です!

 

汐間海岸

星の撮影場所として、最初に目を付けた場所。

海に向かって背後は壁になっていて、街灯もないので、とても暗い場所です。

雲がなければナズマド以上に星が輝く場所かも知れません。

ただし、「この先に入ってはいけません」みたいな標識がピカピカ結構うるさく光ってました。(写真右下の光)

灯台の光も届くのが少し残念。

 

21時頃南の空に輝いていた7月末の天の川は、時間が進むにつれ、背後の方へまわってしまいます。

背後が高い壁になっているので、星空は東を中心とした方角限定となります。

 

初日に行きましたが、近くで発生する雲が多めな印象でした。


↑日中の汐間海岸。後ろが高い壁で、こちらの方角の星は観れない。

ここも現状では徒歩で行くのは難しいと思います。

1日数本ですがバスが出ているので、近くの宿泊施設が営業再開すれば、夜も車なしで行けると思います。

 

<汐間海岸のある末吉地区の宿泊施設について>

2017年7月現在、末吉地区で宿泊できる施設は次に紹介する『バンガロークー』だけです。

行く前、汐間海岸に目をつけて、GoogleMap見てたら、近くに『民宿友喜荘』『民宿 大吉丸』の名前が!

ですがどちらも現在は宿泊できません

民宿 大吉丸』の方はホームページでしばらく休業とありました。またそのうち営業を再開するかも知れません。

『民宿友喜荘』はネットで番号見つけて電話かけて聞いたところ、残念ながら民宿をやめたそうです。(もう民宿じゃないのに電話かけてすみませんでした!)

 

バンガーロー・クー

末吉地区の宿泊施設です。『末吉温泉 みはらしの湯』そば、(海に向かって)すぐ後ろにあります。

こちらにタイムラプスを仕掛けておいて、『汐間海岸』へ出かけたので、一番良い時間には居ませんでしたが、写真の撮影時間からわかったことも。

手前の『みはらしの湯』の明かりは23時頃消えるようで、星空を本格的に楽しめるのはその後です。

 

下は『バンガロー・クー』で撮った星空のタイムラプスです。

この日は『みはらしの湯』の明かりが消え、「今から」という時に雲が広がり、映像的には残念な物となりました。

ちなみに下のナズマドで撮ったタイムラプスと同じ機材(α6500)、同じ設定で撮りました。

『みはらしの湯』の明かりが消えた後でも、ナズマドより周辺の光が多く、空が明るく写っています。

やっぱり星を観るならナズマドの方が良いことがわかります。

とはいえ、宿泊施設からこれだけの星が観れる(撮れる)のはすごいことだと思います!

ここならバスと徒歩のみで行くことも可能です。

 

まとめ

羽田から50分で行け、満天の星の輝く『八丈島』

『ナズマド』や『汐間海岸』の星空は『神津島の三浦湾展望台』で観た星空以上に感じました!

今のところ、今年観た星空で一番です!

印象的には昨年『剣山山頂』で観た星空の感動再び!というところ

 

今回行った中でのおすすめは『ナズマド』

空港より20分程度の場所なので、冬に最終便で行けば、本当に羽田から1時間ちょっとで別世界の星空を楽しめそうです。

 

レンタカーなど、車での移動を前提にするなら、首都圏から気軽に行ける星空の下として、一番おすすめしたい場所になりました!

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