【レポート】TOKYO ART CITY by NAKED
東京・水道橋『東京ドームシティ Gallery AaMo』で開催中の『TOKYO ART CITY by NAKED』に行ってきました。
プロジェクションマッピングをはじめ数々のアート作品を発表しつづける『ネイキッド』による企画展。
本展では「都市とはアートである」をテーマに、会場内にTOKYOの各街をイメージした作品が展開されます。
それらをプロジェクションマッピングや、ダンス等のパフォーマンスが彩り、また細かな仕掛けをいくつも楽しめるアート展となっていました。
アートになったTOKYOたち
都庁をはじめとした新宿、渋谷、秋葉原、東京駅、東京タワー、東京国立博物館、飛行機、そして会場のある東京ドームシティ。
それらをイメージした建物のオブジェや投影される映像などで、会場は都市を凝縮したアート空間になっていました。
会場内は自由に歩き回れ、順不同で作品を楽しめます。
会場の中央は『渋谷』 作品はもちろん、場内を行き交う人々も『スクランブル交差点』を演出します。
『ストリートアート』 手をかざことによって、光のスプレーで落書きを楽しめます。
『東京タワー』からの眺め。窓に映る映像と共に、眼下に再現された街と他の作品を小高い場所から楽しめます。この東京タワーには階段で上ります。笑
『東京俯瞰』 旅客機のオブジェと上空から見た東京。アイコンをタッチすると画面が切り替わって、それぞれの情報が表示されます。
『秋葉原』ビルの様なガチャガチャがあって、購入すると映像が切り替わります。
『東京駅』 通常時は昼夜の移り変わりが表現され、あらためて東京駅の魅力を感じる作品になっています。
蘇るプロジェクションマッピング
各地をイメージしたオブジェには、15分おきに『ネイキッド』が過去に手がけたプロジェクションマッピングが上映されます。
『東京駅』では2012年12月に本物の東京駅で行われたプロジェクションマッピングが、バージョンアップされて再現されていました。
この作品前は企画展で最も人が集まる場所になっていましたが、プロジェクションマッピング終了後には自然と人が入れ替わるので、待てば落ち着いて見られると思います。
『東京俯瞰』では小さいながら旅客機のオブジェへのプロジェクションマッピングを見ることができます。
これは2016年7月に限定公開された旅客機マッピングショーの作品とのこと。
会場では他に『東京国立博物館』でも過去に上映されたプロジェクションマッピングを見ることができます。
パフォーマンスチーム『SAMURIZE』
SF映画に出てきそうな装いの『SAMURIZE』
パフォーマンスを披露したり、会場内の至る場所で来場客とコミュニケーションをとったり、企画展を盛り上げています。
パフォーマンスを披露したり
作品の仕掛けや楽しみ方を教えてくれたり
東京駅を爆破!?
でも愛に溢れる男なんだぜ!?
ユーモア溢れる『SAMURIZE』でした。
あるパフォーマンスでキレのあるダンスを披露してたと思ったら、中の人はEXILE HIROさんプロデュースの実力派ダンサーでした!
感想・まとめ
『TOKYO ART CITY by NAKED』は数々の作品やパフォーマンスによって、色々楽しめるとても楽しい企画展となっていました。
さらに、いつもの街がアートとしてクローズアップされることによって、リアルないつもの街の見方も変わってきそうです。
紹介してない作品もまだまだありますので、ぜひ足を運んでみてください。
7/22からの後期日程では『お台場』ゾーンで新作が披露されるそうですよ。
東京ドームシティの『Gallery AaMo』で 2017/9/3まで開催中です。
開催期間:2017/06/16(金)~2017/09/03(日)
時間:6/16~7/21 11:00~18:00、7/22~9/3 10:00~20:00(最終入場は閉館30分前まで)
休館日:会期中無休
入場料:大人1,600円/中人1,400 円/小人900円/未就学児無料
アーティスト:NAKED
会場:Gallery AaMo(ギャラリー アーモ) 東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ