【レポート】もういちど、はじめましてスヌーピー。

スヌーピーミュージアムの第2回展覧会『もういちど、はじめましてスヌーピー。』へ行ってきました。

今展覧会は、漫画『ピーナッツ』からスヌーピーに焦点を当てて、意外と知らないスヌーピーというキャラクターをより深く知ることのできる企画となっています。

そんな第2回展覧会『もういちど、はじめましてスヌーピー。』とスヌーピーミュージアムのレポートをお届けします。

 

スヌーピーをご存知ですか?

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愛らしい姿は世界中の人々の知るところで、世界一愛される犬のキャラクターと言って良いスヌーピーですが、その性格を知っていたり、漫画を読んだことがある人は少ないのではないでしょうか?

スヌーピーが4足歩行だったころ、犬として扱われることをとても嫌っていたことをご存知の方も少ないと思います。

スヌーピーはしゃべりませんが、人の言葉を理解し、様々な感情で色々考え思います。時にユーモラスに時にブラックに。立場が犬であること以外は人間そのものです。

本展では『ピーナッツ』の50年の歴史の中で、スヌーピーが思考や性格、姿をどのように変化させていったのかを、貴重な多数の原画(日本語訳付き)を中心とした展示で知ることができます。

また兵隊、パイロット、弁護士等に変装するスヌーピー、ダンスをするスヌーピーなどにも焦点を当てた原画が多数セレクトされています。

いろんなスヌーピーを見て、その人間くささ溢れるキャラクターに気づくことができるでしょう。

 

スヌーピーミュージアム

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スヌーピーミュージアムは東京・六本木に2016年4月23日にオープンした施設で、2018年9月までの期間限定となっています。

第1回展覧会では『愛しのピーナッツ。』と題された展覧会が9月25日まで開催されていました。

今回行った第2回展覧会『もういちど、はじめましてスヌーピー。』は2016年10月8日から2017年4月9日まで開催。

第3回展覧会は『ピーナツ・ギャング・オールスターズ!』と題し2017年4月22日から9月24日の開催が決定しています。

チケットは日時指定の前売券を事前購入しておくのが基本で、余裕がある時のみ当日券もミュージアムで購入することができます。(当日券情報は公式サイトで確認することができます)
入場のみ時間制となっていて、10:00、12:00、14:00、16:00、18:00の計5回。入場後の時間制限はありません。

 

展覧会の様子

11月初旬の土曜日に14時の回で行きました。第2回展覧会初日より約1ヶ月過ぎましたが、まだまだ大盛況でした。外まで並ぶことはありませんでしたが、中でしばらく並んでチケット引き換えとなりました。

snoopy-ticket01スヌーピーミュージアムのチケット。行った当日と同じ日に掲載された漫画が印刷されている。1976年に掲載された漫画のチケットをいただきました。(スヌーピーが出てくるのが良かったなー)

最初の部屋は、中央にスヌーピーとウッドストックと家のディスプレーがあり。一面マンガを並べた壁。作者であるシュルツさんやその家族や飼い犬の写真、ピーナツ第1話やコミック第1巻表紙等、作品の一部が飾られた壁で構成されています。

次の部屋への扉は時間で開閉され4、5分おきに次へ進むことができます。

snoopy03ディスプレーは冬仕様になっていました。後ろで並ぶ人たちにボカシ入れたらミニチュアを撮ったみたいになってしまいましたが、部屋の中央に大きく存在するディスプレーです。

snoopymuseum02チャリーブラウンが描かれた壁。よく見ると壁一面に並べた4コマ漫画の濃淡で描かれています。

snoopy02上記の拡大写真。少ない線でもこれだけ魅力的なキャラクターと漫画が描けるんですね。

snoopymuseum03作者のシュルツさんやその家族などの写真、初期の作品などが飾られた壁

次の部屋からは撮影禁止です。今展覧会のテーマであるスヌーピーのショートムービーを観た後、原画等を見れる部屋へ案内されます。

多くの人がいたので展示は人の流れに沿って見ることになりましたが、4コマ漫画は左から読むのに人の流れは右から左へと少し読みづらいエリアもありました。原画以外にも魅力的なディスプレーやアイテムの展示もあり、撮影禁止なのが残念です。

展示されている原画の量と質には満足です。でもミュージアムで見られる物は以上なので、「あれ?終わっちゃた」感が少しありました。

展示エリアの後には、ミュージアムショップとカフェがあります。ミュージアムショップは広いスペースにたくさんのグッズを売っています。あれもこれも欲しくなるでしょう。買いすぎに注意。カフェは大盛況であきらめました。

snoopyshopおさえて購入。瓶詰めのクッキーとグッズを少々。クッキーの箱に描かれている足をバタバタするスヌーピーはダンスしているそうですよ。(はじめて知った)

 

感想まとめ

個人的な「あれ?終わっちゃた」感は以前に行った『藤子・F・不二雄ミュージアム』の広さが頭にあったからだと思います。

『藤子・F・不二雄ミュージアム』に行ったことがある人は、原画展示エリア、カフェ、ショップのみで構成されたミュージアムであることを頭に入れておけば、そういうこともないでしょう。

展示されている原画の量と質、今展覧会のセレクトには満足しました。(私個人的に漫画の原画を見れる企画展は総じて満足度が高いです)スヌーピーというキャラクターにも今まで以上に愛着がわき、漫画も読んでみたくなった展覧会でした。

 

2017年4月22日からとまだ先ですが、次回の第3回展覧会の『ピーナツ・ギャング・オールスターズ!』では、ピーナツに登場する大勢のギャング(キャラクター)に焦点を当てた展覧会となるそうです。

特にこれまでキャラクターの顔と名前が一致しなかった方には新しい発見の多い展覧会となりそうで、こちらも楽しみですね。

スヌーピーとチャーリーブラウン以外のキャラクターはスッと出てきません。ウッドストックをウッドペッカーと間違えます。そんな私にも良さそうな次回展覧会。

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