最高の星空を求めて 青ヶ島への旅 〜青ヶ島に行くまで〜
『青ヶ島』へ行ってきました。
4月の長野県阿智村を皮切りに色々な星空を巡る旅をしています。
こっそり日本で一番の星空を探す旅です。
当初から大本命の場所がありました。
それが『青ヶ島』
星空を巡る場所を決めるのに、一つの指標にしているのが光害マップ。
先の記事(↓)でも触れましたが、青ヶ島は光害マップで光害が表示されない(日本ではほとんどない)場所です。
これまで見た中で一番の星空!『青ヶ島』の星空
実際これまで行ったどこよりも輝く星空に出会うことができました!
そんな最高の星空が見れた青ヶ島への旅行記。
今回は青ヶ島に行くまでの予約を含めた準備編です。
青ヶ島への交通手段
東京から青ヶ島へは、八丈島を経由して行く必要があります。
八丈島まで飛行機かフェリーで行って、八丈島から青ヶ島へはヘリコプターか連絡船(あおがしま丸)です。
八丈島と青ヶ島を結ぶヘリコプターと連絡船はそれぞれ1日1往復。
ヘリコプターは乗客定員9名で、連絡船は就航率が低め。
運休日もあって、行き帰りになかなか難易度が高い場所です!
今回は行き帰りともに、飛行機とヘリコプターを乗り継ぎました。
東京(本土)と青ヶ島を最速で結ぶ交通手段です。
八丈島と青ヶ島を確実に行き帰りしたいなら、ヘリコプターの予約は必須。
年間を通して就航率は、船が50〜60%に対して、ヘリコプターは80%くらい。
さらにヘリコプターが欠航しても、船が出航するなら、予約のいらないそちらへ切り替えることができます。
なお、青ヶ島までヘリコプターを利用するなら、八丈島へは飛行機の第1便(ANA1891)一択です。
連絡船(あおがしま丸)も、季節によっては就航率がかなり良くなります。
先に書いた↓の記事で、就航率にも触れて青ヶ島への交通手段を考察していますので、ご参考に。
ヘリが絶対ではなかった!青ヶ島への交通手段と就航率
星空を求めて新月に近い日を選ぶ
星空の鑑賞や撮影を目的にするなら、選ぶべき日は星の見やすい新月の前後。
天候のことも考えると最低2泊はしたい。
9月の新月に近い土日と金曜日に休みを取って行くことにしました。
ヘリコプターの予約
ヘリコプターを予約するなら、1ヶ月前には行く日を決めておかなくてはいけません。
ヘリコプターの予約開始は搭乗日のちょうど1ヶ月前。
1日1往復、最大乗客定員9名のヘリは、予約開始時間からの争奪戦必至!
今回のちょうど1ヶ月前は、行き帰り分ともに8月の平日。
両日とも予約開始時間から電話をかけ、リダイヤルを繰り返します。
10分後に電話が繋がった行き分はキャンセル待ちで、5分後に繋がった帰り分は席の予約ができました。
そして1週間ほど後にキャンセルが出て、行きの分も予約することができました。
宿泊の予約とレンタカーの予約
次にするべきは、宿泊場所の確保なんですが、予約の電話かけたのは行く日の2週間前。
のんびりしてて、ちょっと出遅れました。
2017年10月現在、青ヶ島で営業中の民宿は5軒。(6軒中1軒は休業中)
キャンプ場もありますが、持参のテントが必要な上に、レンタカーも借してもらえません。難易度高め。
いろんなブログ等を見て、宿泊先ははじめ『ビジネス宿中里』さんにしようと考えていました。
でも2週間前に電話したところ、土曜夜は予約でいっぱいとのこと。
次に気になってた『あおがしま屋』さんに電話します。
こちらは、金曜、土曜共に大丈夫とのこと。
電話に出た女将さんに、生魚が食べられない等の要望への対応を快諾してもらって、こちらにお世話になることにしました!
レンタカーも借りるなら、手配しておくと言ってもらえたので、お願いしました。
レンタカー屋は青ヶ島に1軒のみ。
手間を省けた上に、レンタカー屋さんも宿からの申し込みの方が安心かもしれないと考えました。
持ってく荷物を厳選
今回利用した青ヶ島までのヘリコプターは、荷物の重量制限があります。
ひとり5kgまで。
5kgを超えた荷物には、1kg毎230円の超過料金がかかります。
何kgまで大丈夫かは不明ですが、なるべく荷物を厳選して軽くしておいた方が何かと良いはず。
八丈島での乗り継ぎも考えると、飛行機もできるだけ、機内持ち込み可だけの荷物にしたいところです。
カメラ2台に三脚等の撮影機材があるため、厳選しても荷物は15kg程になりました。
でも、飛行機の機内持ち込み可能な荷物だけにまとめました。
※翌2018年に行った時は、カメラとか以外、青ヶ島郵便局留めで荷物を送りました。
まとめ
東京からの所要時間はそんなにかからない青ヶ島。
でも色々な予約などの準備や、下調べはしっかりしておく必要があります。
青ヶ島への旅の参考になれば幸いです。
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