【レポート】FLOWERS by NAKED 2017 ー立春ー
東京・日本橋で開催中の『FLOWERS by NAKED 2017 ー立春ー』に行ってきました。
クリイティブ集団ネイキッドによる「日本一早いお花見を、日本橋で。」をキャッチコピーにした企画展。
そこは、デジタルアートと生花、オブジェ等が一体となった、とことん花と春を表現したアートな空間となっていました。
フラワーズ バイ ネイキッドの作品
入ってすぐは、本や花のオブジェと生花にプロジェクションマッピングされた作品です。
会場で展開される物語のスタートを連想させるような作品になってました。
『MOSAIC FLOWERS』壁の前に立つと27種類の花の中から、選ばれた一輪が咲くインタラクティブアートです。
『DANDELION CLOCKS』息を吹きかけることによって、たんぽぽの綿毛が舞うような映像がプロジェクションマッピングされる作品。中では花の匂いもします。
投影される布は半透明になっていて、中にいる人も外にいる人も楽しめる作品になってました。
「夜空」「朝焼け」「青空」等、吹く場所によって、それぞれ違った映像になります。
『FROZEN FLOWERS』プリザーブドフラワーやガラスでできたオブジェと光の作品。とても綺麗でした。
『立春』いけばな草月流とのコラボ作品。
草月流の象徴である竹を使った作品に、プロジェクションマッピングされることにより幻想的でダイナミックな作品になっていました。
『桜彩(おうさい)』と名付けられたこのアート空間は、本物の桜に、桜のオブジェ、桜の映像等が一体となった空間となっていました。中央の天井には巨大な桜のオブジェ。
作品を楽しみながら、カウンターでドリンクを注文することもできます。
数十分おきに、『春の精霊』によるパフォーマンスも楽しむことができます。
こちらには、ファッションデザイナー丸山敬太さんとのコラボ作品で桜のウエディングドレスも展示されていました。
ウエディングドレスの裾には桜の切り抜きがたくさん。会場の中央に吊るされた巨大な桜のオブジェはこれの集合です。細かい!
ウエディングドレスの裾の下には蝶が舞う小さな映像作品があったり、細かい遊び心にあふれた空間でした。
会場の花々を生み出す研究室のイメージで作られた作品。ここもプロジェクションマッピングが投影されていました。
まとめ・感想
『FLOWERS by NAKED 2017』は本物の生花に、ガラスや布や竹などのオブジェ、そしてキャストに、プロジェクションマッピングが投影される幻想的なアート展になっていました。
本物の生花を多用している為、維持が大変だと思います。会期がちょっと短めなのはそれもあるかもしれません。
東京・日本橋で2017年3月20日(月)まで開催です。
時間:10:00~20:00(最後の3連休は9:30〜21:00に延長開催)
休館日:期間中無休
入場料:大人(高校生以上)1,400円/小人(小・中学生)900円
アーティスト:NAKED
会場:日本橋三井ホール COREDO室町1