アートな自然・星空

星と自然と共に生きる島『三宅島』の星空

2018/05/20

星空の撮影に伊豆諸島の『三宅島』へ行ってきました。

そこは東京(本州島側地域)から約175Kmの距離にある、自然と共に生きる島。

都心の光害の影響を受けず、満天の星の輝く島でもあります。

 

島へは都心から飛行機で約50分、フェリーでは約6時間半。

フェリーの三宅島到着は朝5時。

冬であれば、フェリーで着いた直後に満天の星空を楽しむことも可能です。

 

そんな『三宅島』の星空を紹介します。

 

島全体が星を見るのに適した三宅島

三宅島は火山島。

2000年やそれ以前の噴火の影響が、風景に今も色濃く残る島です。

至る場所で、自然の厳しさと力強さを感じます。

 

そんな自然と共に生きる三宅島は、星空ともまた共に生きています。

他の伊豆諸島と比べても、島全体が光害の少ない、星を見るのに適した島になっています。

↑「Light pollution map」で見る伊豆諸島の光害マップ。三宅島は島全体で光害が少ない。

 

三宅島の星空を観るのにベストな場所

島全体で光害の少ない三宅島。

でも、より素晴らしい星空を楽しむ為には、村落から離れた場所へ行きたいところ。

三宅島の村落は、島の北西から西側に多く集まります。

なので、星空を楽しむには、島の東や南側がより適しています。

Light pollution map」の表示を切り替えて、三宅島内での灯りの強さを表示しました。

そこに三宅島で星を見る候補地を書き加えました。

 

このうち「七島展望台」と「新鼻」は風の強い日は、オススメしません。

三宅島は普段から風の強い日が多いのですが、この2箇所は特に風の影響を受ける場所です。

 

今回は「長太郎池」と「大路池」の2箇所を紹介します。

 

長太郎池

三宅島に今年3回行っていますが、3回とも撮影場所として選んだ場所です。

名前に『池』と付いていますが、淡水池のない海岸です。

海の向こうには御蔵島が見えます。

 

波で削られた、いくつかの大小の岩の窪みに、海水が溜まる場所です。

引き潮の時には、広い窪みが池の様になり、水遊び場になります。

 

そんな海水の貯まった窪みが、水鏡になって、夜には星空を映します。


上2018年4月撮影、下2018年1月撮影

 

暗さに目が慣れてくれば、水面が穏やかな時、肉眼でも水面に映る星が見えます。

近くにトイレもあって、オススメの場所です。

 

大路池

池を中心に、360度囲まれた場所で、付近に全く街灯もない真っ暗な場所です。

 

2月のかなり風の強い日、周りが囲まれた「大路池」なら、そんなに風が強くないだろうと行ってみました。

が!甘かったです!超甘でした!

池の水が、水飛沫となって飛んでくるほど、ここも強風が吹いていました。

そんな中なんとか撮影。素晴らしい星空!

 

車を降りて見上げた瞬間、素晴らしい星空だと最も強く感じた場所です。

星空自体を楽しみたいなら、三宅島で最も適した場所かも知れません。

トイレもあります。

 

三宅島で撮った星空のタイムラプス

今年3度目の三宅島で撮った、星空のタイムラプスです。

撮影場所は長太郎池。

水鏡の星空から、主役が昇る天の川に移り変わる星景を狙って撮影しました。

月の入りがちょうど、水平線から天の川が昇り始める時間で、暗くなった夜空が天の川をより輝かせます。

波の影響もあって、水鏡にはあまり映り込んでませんが、雲の影響がほとんどない素晴らしい天候でした。

撮影機材:Sony α7III+SIGMA 14mm F1.8 DG HSM(マウントコンバータ使用)

 

まとめ

本州の内陸部とは、一線を画す星空を楽しめる三宅島。

 

時に脅威に感じる三宅島の風景には、生きていることを実感できるような、自然の力を感じることができます。

そんな自然の中で、星空の見せる表情もまた、時にそう感じさせます。

 

22時半出航と、金曜の夜出発しやすいこともあって、今年3回訪れました。

星空の質と、費用を考えると、コスパ抜群!ということになります。笑

 

離島の素晴らしい星空を求めるなら、都心から行きやすい場所として、かなりオススメできる島です。

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