阿智村のナイトツアーで『日本一の星空』を楽しんできた
『日本一の星空』をキャッチフレーズに、数々のメディアで紹介され、日本一星空が有名な長野県の『阿智村』
『阿智村』の『ヘブンスそのはら』で行われている大人気のナイトツアーに参加してきました。
山の上で、場内の照明が一斉に消されると、夜空いっぱいに拡がる星々に心が踊ります!
そんなナイトツアーの様子と感想、行く前に調べてわかりにくかったこと等をご紹介します。
ナイトツアー開催場所は『ヘブンスそのはら』
山で星を見るナイトツアーが行われているのは『ヘブンスそのはら』です。
公式のHP掲載の「アクセス」がちょっとわかりにくい!
目的地が『スタービレッジ阿智』となっていて、まるでそういう名前の”施設”があるように思えましたが、『スタービレッジ阿智』とは『阿智村』のこと。
言い方を変えた”村の名前”であって施設の名前ではありません。
『ナイトツアー』を楽しむ為には阿智村内の施設『ヘブンスそのはら』へ行く必要があります。
阿智村『ヘブンスそのはら』へのアクセス方法(公共交通機関等)
『ヘブンスそのはら』
『ヘブンスそのはら』は阿智村の園原にある、ロープウエイのある施設です。
『ナイトツアー』に参加するには、窓口でロープウエイの往復料金込みのチケットを購入します。
チケットの販売開始は18時30分ということで、その10分くらい前にきてみたら、チケットを求める人々の列が!
到着時すでにチケットは販売開始されていました。
この列がロープウエイの乗車待ちの列に変わった後は、チケット売り場の列はなくなっていました。
ロープウエイで山の上へ
ロープウエイ乗り場は宇宙ステーションをイメージしたような内装になっていて、テーマパークのアトラクション乗り場の様になっていました。
この乗り場の標高は約800m、到着場所の山の上は標高約1400m。
約600mの高さをロープウエイで登ります。
ロープウエイでイベント開催場所に到着!
目の前に休憩できる建物があって、イベント開始前は温かい軽食も売ってました。
寒い!4月後半の場内はまだ雪が残っていました。
夏でもきっと冷えると思います。防寒対策は必須です!
広い場内で好きな鑑賞場所へ
山の上の場内はとても広く、好きな場所で星空を楽しむことができます。
ロープウエイが到着した目の前にある建物周辺は、自前のシート等を敷いて座って鑑賞するエリア。
こちらでは消灯後、スタッフがペンライトで星座等について解説してくれます。
この日は生演奏も行われていました。
この辺りの鑑賞では、三脚の高さ制限や液晶画面の使用不可等、写真撮影に制限があります。
建物周辺エリアの奥にもずっと進むことができ、こちらでは特に制限ない撮影をすることができます。
星景の撮影がメインの人はこちらで、好みの撮影スポットを見つけましょう。
照明が一斉に消灯されると満天の星空!
建物周辺エリアから少し離れた場所に移動しました。アナウンスは聞こえます。
20時の消灯前に、カウントダウンが始まりました。「10」「9」「8」・・・
↑消灯前。照明に明るく照らされていた木々や空・・
消灯後、照明の影響で見えなかった星々が、夜空に一斉に輝きだしました!周りから歓声が上がります!
広い場内で360度、星空を楽しむことができます。
この日は所々薄い雲が出ていましたが、美しい星々が輝いてました。
スピーカーから聞こえるスタッフの星の解説を聞きながら、写真撮影を楽しみました。
山での消灯時間は30分
星の解説等が行われるイベントは30分で終了。
イベント終了後は、また場内の照明が再点灯します。
『ヘブンスそのはら』は冬期はスキー場になる施設です。
その為、山には明るい照明がたくさんあって、消灯時間の30分以外は星空の魅力が半減します。
この貴重な30分を楽しみましょう。
帰りは余裕を持って
帰りのロープウエイは乗車待ちの人でとても混みます。
急いで並ぶか、時間に余裕があるなら建物でしばらく休むのがいいと思います。
阿智村ナイトツアー感想
『日本一の星空』をうたう阿智村。
本当に日本で一番星の見える場所かと言われたら、自分の知る限りは違います(笑)
でも、この阿智村もとても美しい星空が楽しめる場所なのは間違いありません!
また、充実した施設に、星空を楽しむ為の演出等、エンターテイメントとしては、日本一星空を楽しめる場所だと思います。
消灯の瞬間に現れた星空には歓声があがり、自分も心躍りました!
星の解説を聞きながら星空を眺めたい人も、写真を撮りたい人も、どちらも楽しめる場所になっています。
近くに素敵な風景の温泉もあるし、観光と合わせて楽しめば、素晴らしいものになるでしょう。